不定の時を刻む ― 2011年01月24日

10月中旬。珍しく赤丸さん一家が柵のこちら側に出てきていました。コリコリと器用に後ろ足で頭をかいている猫らしいポーズ。ちょっとぼけているのが残念。
◆最近読んだ小説
「仮面教師SJ」(麻城ゆう/新書館)
「特捜司法官」の世界ですけど、時間軸はちょっと前のお話。太陰暦を使っていた江戸時代、時間は十二支と同じに十二分割されていました。子(ね)の刻詣りは真夜中だし、午(うま)の刻はお昼の十二時=正午ころと、今でも名残がありますね。ただし、この十二分割が微妙です。どの時刻も2時間ずつなのは、年に二回、昼と夜の長さが同じ春分と秋分だけ。あとの日は昼と夜をそれぞれ六分割するので、同じ午の刻でも毎日長さが変わります。しかも、閏年どころか閏月なんかもあったりします。江戸時代には、この複雑な時を正確に刻む時計、和時計が存在しました(^^;)。
随分前に、この話をニュースで聞いてびっくりしました。江戸時代の職人って偉大です。今の技術では再現できないので、分解して仕組みを確認することもできないということでした。同じニュースを見たのかなあ。首都圏在住ならば、本物を見たのかも……現在のロボット研究者には、江戸時代のからくりはすごく興味深いものだそうですが、和時計ってそう言う意味ではSFらしいネタかも。
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